6/21/2018

Raul Altosaar - Tendrils 2


http://raul.earth/

: P


jccgの新プロジェクト?が完全に00年代エレクトロニカの音を汲んでおり、「やはりそう来ますよね...」と膝を打った次第。彼は本当に最高の人間だ。
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日本のアンビエントやニューエイジの再評価が進んでいるが次はこの辺の発掘の波も来るのかなと勝手に予想している。しかし、ここら一帯は私が苦手な論客の某氏が大きい顔をしているのでどちらにしてもダサいものに終わってしまいそうな不安があり、大手を振ることが出来ない。若い人たちで再解釈を楽しんでほしいな。日本の40、50代は関与しなくていいよ。
https://www.youtube.com/channel/UC5wS5ZVidhLKc_Op8yfLbcw

Thank You, Merciless Onlookers - Brixton or 'Theme from Nice Castle'


Blue Tapesの主宰である、ライター兼ミュージシャンDavid McnameeがThank You, Merciless Onlookers名義でシカゴのネットレーベルpan y rosas discosからリリースした音源。一昔前の、例えばアニマル・コレクティヴだとか...そこに感じていた豊潤なUSインディのサイケなポップミュージックの流れも感じるし、特に4分半ばまでのトランシーなシンセはどうもトリップするのに最適で、とにかくでかい音でこの曲を浴びたい。ダウンロードは下記URLより。
http://www.panyrosasdiscos.net/pyr251-thank-you-merciless-onlookers-thank-you-merciless-onlookers/

6/14/2018

$egalopolis (Disc 1) by Mayor Kenji [Wasabi Tapes, 2018]

$egalopolis (Disc 1) by Mayor Kenji [Wasabi Tapes, 2018]

自分のことばかり書いている。カバーを先行で制作した上でコンセプト・アルバムを作っていくのは今回も変わらず。かなり前から頭にはあった。今までで一番にプロットを考えた設定だし、今回の『$egalopolis (Disc 1)』では終わらせないつもり。いろいろな角度でこの都市を覗いてみたい。どうにか街を、都市を箱庭として扱う、フォース・パーソン=神のような何か、の視点での音楽を作ってみたかった。その疑似体験として有力なものは自分にとって何だったのだろうかと検討したところ、「シムシティ」の存在が非常に大きかった。小学生のとき、兄の後ろで眺めていた「シムシティ2000」。あれはニンテンドー64版だった。



「シムシティ」は市長=Mayorとなって都市を創造する、シティー・ビルディング・ゲームの代表的なシリーズ。説明するまでもない。そこで経験したあの全能な感覚。私というパーソナリティにフォーカスするのでなく、私の中にある妄想の極致としての都市に対してのドキュメンタリー。これは最高のマスターベーションだと思うし、2020年に向けての活動の主軸に据えたい。正直にこのDisc 1は全く作り込んでおらず勢いに任せている部分が大きすぎるが、これを起点に頭の中に爆発しているあらゆるシーン(娯楽、政府、陰謀、科学、学問、風俗...)を描きたくてうずうずしている。自分でも自分が滑稽に映る。痛い。そしてこの保身的な発言も痛い。でも、これが楽しくて仕方がない...。誰にも邪魔されたくない。自分だけの世界で自分だけが楽しめればそれでいい。



https://twitter.com/exilevevo

6/11/2018

The Video Game Dystopia Anti-Music of Gargoyle / Mayor Kenji - Black Market


2015年にリリースした『Gargoyle』を題材に”ビデオ・ゲーム・ディストピア”の論考をしてくれている人がいた。多量のソースの羅列は圧巻だし何より『Gargoyle』で使用した元ネタまで掘り下げて提示している点がとにかく嬉しい。こういうSci-fiな音が増えて珍しくもないようになった2018年に聴くと食傷気味かもしれないが、2015年当時の日本においては確実に刺激が大きかった触感だった。自身の活動全般に言えるけれども、10年後にもひっそりと聴かれていて欲しい。

さて、Sci-fiでなく。
セガ・サターンの生産中止が決定した2000年に、今は亡き名レーベル《Mayor Kenji》が開発したシティー・ビルディング・アドベンチャー・ゲーム『$egalopolis』。理不尽とも言えるほどに難易度が高く、販売当初は評価されなかったものの(セールスの結果は惨敗であり、これが《Mayor Kenji》倒産の引き金となった)、その後、ハードコアなゲーム・ディガーの手により攻略動画がYouTubeなどにアップロードされるようになるとその革新的なゲーム・システムやファンタジーかつシュールな唯一無二の世界観が再評価され、現在では00年代初期を代表するカルトADVとして確固たる地位を築いている。当時、《Mayor Kenji》が少数限定で自主生産したプレミアOST(Discogsなどでは$500以上の高値で取引されているとか!)がなんとリマスター復刻版として日本の音楽レーベル《Wasabi Tapes》よりリリースされることが決定した。「Black Market」「Downtown」といった人気の高い曲はもちろんの事、「Dancer」「Gangsta」など当時は収録されなかった曲も網羅。あらゆる世代のファンが楽しめる充実の内容となった。アートワークを担当したのは《Mayor Kenji》でもグラフィック・デザイナーとして活躍したアーティストのKenji Yamamoto。