dandelion hands - no surprises (please) [official music video]
休日の午前。身支度する人をベッドで横になって待ちながら、The Velvet Underground & Nicoの「Sunday Morning」を久しぶりに意識して聴く機会があった(そこでCanの「Future Days」も数年ぶりに聴いた)。”洋楽”に触れ始めるといわゆるVUのバナナ盤は誰しもが一度は通る道だと思うんだけど、この手の超がつくほどの名盤となると逆に対して聴き込まないことも珍しくない気がする。おすすめの作品を訪ねてももはや挙がらないポジションというか、もはや教養の一種となってしまって。とはいえ自分自身は彼らの作品は一通り聴いてはいるのでそれなりの思い入れはあるのだが、それにしてもここ数年はまともにそれらについて触れてはいなかった。ただ、あの時間に、あのロケーション(窓越しの陽光が自然と室の気温を上げて、少しだけ肌寒いのだけど暖房はいらなかった)で聴いた「Sunday Morning」は抜群に良かったなぁ。そこでムズムズとサンプリングしたくなって、粗雑なビートに乗せてダラダラと過ごしたくなったときの音楽としてdandelion handsの「no surprises (please)」はネタは違えど理想形だった。この音量、この音数でチルアウトしたい。VUもだけどこの動画のコメントにも出てるがRadioheadサンプリングも2019年はアリだよなと思う。「Creep」とかさ。