6/08/2019

EBM(T) Issue No.016 // Fragment aus einem epischen Traum (30.65°N 81.45°E)

先日、とある件についてNozomu Matsumotoと電話をした。明るい話ではなく、傷ついている人のこと。頑張らなくていい、とにかく、笑顔になれるように。以前も私が人生に悲観的でありつつ(年金をあてにするな・老後のために2000万円貯蓄しろって、本当に、この国の若者の未来はどうなるの?国に死ねと言われているとしか思えないんだけど、どうすればいい?)も、いまいち政治的になれず、そういった発信も出来ず(選挙には必ず行くし、政治についての知識欲は高いと自負している)、その矛盾がある自分が気持ち悪いというか、苦しいといった旨の吐露をしたところ、彼はそれを見てすぐに電話をしてきた。私は人とのコミュニケーションが苦手で、気に入らないことがあるとすぐに対話を放棄してしまう子供じみたところが強烈にあるんだけど(本当にどうにかしたい)、彼のようにスッと一本の電話をかけることができるのは私にはない心だなと思った。




レコーディング: ハンス=ヘニング・コルブ
声: ジャック・バーネット

タンブリングマシン*と草の海 

壮大な夢から落ちる一つのかけら。 
記憶の面影だけが残されている。 


作品の鑑賞にあたって:上記のリンクからGoogle Earthを使用して指定の位置にリンクをし、探索をしてください。人間の形をしたロゴを青いアクセスポイントにドラッグドロップしてストリートビュー機能を使用すると、2つの湖の周りへとテレポートすることができます。 

*産業用の研磨機。鋳物の表面仕上げなどに用いられる。 

略歴: ハンス=ヘニング・コルブはベルリンを拠点とするアーティスト。コルブは彫刻、インスタレーションや音楽、映画、コンピューターアニメーション、仮想現実、植物、有機的なプロセスを用いたパフォーマンス作品などを組み合わせ、伝統的な芸術カテゴリーにとらわれない新たなモードを発展させている。コルブの美学は、現代の社会における複雑な人間の状態ー例えば人間の自律性と環境やテクノロジーの間における関係性の問題を反映しそれらに言及をしている。コルブは現在までに、Navel, ロスアンゼルス (2018)、 ハンブルガーバンホーフ, ベルリン (2017)、Empty Gallery, 香港 (2016)、 ノイエナショナルギャラリー, ベルリン (2014)、 Photo LA, ロスアンゼルス (2012); など、ドイツ国内外にて作品の発表を行う。