5/30/2017

SIM RADIO #7 JUN 4 10PM JST /w ささじま, Kenji Yamamoto, La Reprise





  1. ISUZU ʸⁿʸˢ - clicks 
  2. Jonathan Scherk - 1 
  3. kenji yamamoto ~ raul altosaar - i may not be ready 2 shit out a liquid diamond and share it but i can try (clannad edit) 
  4. Hugo Maillard - essai synthé avec assistante 
  5. me-and - Les Larmes Toucheront 
  6. indoorpet - Kabuki máscara 
  7. sunmoonstar - Butterfly Weed 
  8. Glassine - Day 1 (buy it on bandcamp - all proceeds go to the planned parenthood in baltimore) 
  9. ARRP - Sextet at Loop-Line 
  10. Kenji Yamamoto - 愛の響き 
  11. Osamu Murata - 桜花風舞

5/28/2017

"Farosh mixtape" by kenji exilevevo (Wasabi Tapes)

"Farosh mixtape" by kenji exilevevo (Wasabi Tapes)

Roof Gardenより昨年リリースされたNozomu Matsumotoのシングル「Pre-Olympic」を耳にした時、それ以前から東京オリンピックについての作品を作りたいと考えていた私は、彼に対して”先を越された!”と下唇を噛んだのだが、それ以上に同じ目標設定の音楽を作っている若者が私以外に存在したというのが嬉しくてたまらなかった。そして、私も早く作らなければと尻を叩かれたような気がした。「far east fantasy universe」は未完成だが私なりの「Pre-Olympice」へのアンサー・ソングとして書いたものである。ザハの国立競技場が存在した、明るい日本の、ifの未来。



この曲を含む全7曲のデモ音源集『'Farosh' mixtape』を先日Wasabi Tapesよりリリースした。ポエトリー・プロジェクト”read by hikari”より2曲。




その他にssalivaとの「aria」、Gobbyとの「fukushima」など。現在の私の形として。



5/15/2017

SIM MIX: #012 Giant Claw ~ 'howl mix'


グラフィティー作家として新境地に達しつつあるKeith RankinはGiant Clawとしても制作期間2年以上に渡る繊細な作品に取り組んでいるという。それがどんな内容になるのか、もしかしたら彼が提供してくれたSIM MIX「howl mix」にヒントがあるのかもしれない。
---
TMTの元ライター、電子音楽家、Orange Milkオーナー、グラフィティー作家。これほどのクリエイティビティに溢れた人というのを私は他によく知らないし、そのどれもが高次元に達している状況というのはリアルタイムで目撃できている私たちは確実に幸せなのだと思う。そして私自身の活動というのも彼に出会ったことが大きい。素人芸の延長線上だろうと文章を書くことは取り分け私が好むような文化においてはそのパイの小ささからして重要性は必然的に高まる。何故ならば、そうしなければ情報として留まることがないからだ。誰も聴いていないかもしれない、誰も見ていないかもしれない、誰も知らないかもしれない。そんなアート、音楽について書くことを放棄してしまうと0が1にならない。1を10や100にすることより、私は0が1になる瞬間に立ち会いたい。この信条が彼の元ライターである背景に重なるわけではないのだけれども、音楽を作る、グラフィックを描く、レーベルを運営する、文章を書くという行為を並行に扱うことで「彼」という存在そのものが絶対的な求心力を持つ「メディア」そして「アート」として機能しており、私もそういう人材になりたいのだと、Keith Rankinになりたいのだと憧れているのである。



Tracklist:
  1. Dave Phillips - We Know Enough To Know How Much We Will Never Know
  2. Swan Meat and Ssaliva - Nightmare Fuel
  3. Giant Claw - untitled
  4. Seth Scott - Cathedral Ruins
  5. Foodman - Beat
  6. Meuko! Meuko! - High Dryer
  7. Kota Hashino - Howl
  8. Geinoh Yamashirogumi - Catastrophe (excerpt)
  9. Giant Claw - untitled

raul altosaar ~ worm video #1 injected / I MAY NOT BE READY 2 SHIT OUT A LIQUID DIAMOND AND SHARE IT BUT I CAN TRY





Alan Vázquez ~ OUT OF RANGE



液晶ディスプレイ上に「OUT OF RANGE」「許容範囲外」「入力がサポートされていません」というメッセージが表示され、画面が正常に表示されないのですが?


当社液晶ディスプレイで対応していない解像度やリフレッシュレート(垂直周波数)
が設定されていることが考えられます。

以下の方法でパソコン側の設定を変更してください。


■■ 設定変更方法 ■■

1. パソコンの電源を入れ、Windows起動ロゴが表示されるあたりで、キーボード
  の[F8]キーを断続的に何回か押します。
   ※ キーを押したままにしないでください。


2. 低解像度で起動するモードを選択します。

 【 Windows7/Vista/XP/2000/NT4.0の場合 】
   [VGAモードを有効にする]を選択し、[Enter]キーを押します。 
  (Windows7/Vistaでは[低解像度ビデオ(640×480)を有効にする]を選択、
   WindowsNT4.0では[VGA MODE]を選択)

    → Windowsが起動します。
         手順3へお進みください。

 【 Windows Me/98/95の場合 】
   2-1. [3.Safe Mode]を選択し、[Enter]キーを押します。
  
     → Windowsが起動します。

   2-2. デスクトップ (壁紙)部分で右クリックし、[プロパティ]を
          クリックします。
      [画面のプロパティ]が起動しますので[設定]タブをクリックし           
         (Windows95では[詳細]タブ)解像度を640×480 もしくは 800×
           600に設定し、[OK]ボタンをクリックします。 
           変更できない状態であれば、そのまま[OK]ボタンをクリックします。 

   2-3. Windowsを再起動します。 


3. 画面の設定を開き、解像度を本製品が対応している解像度に変更して、[適用]ボタンを
 クリックします。

 【画面の設定の開き方】
  Windows7の場合:デスクトップ(壁紙)部分で右クリックし[画面の解像度]を選択
  WindowsVistaの場合:デスクトップ(壁紙)部分で右クリックし[個人設定]→[画面の設定]を選択
  WindowsXP/2000/Me/98/95の場合:デスクトップ(壁紙)部分で右クリックし
                 [プロパティ]を選択→[画面のプロパティ]で[設定]タブを選択
  
 ※さらに[詳細設定(詳細)]をクリックし、アダプタの[モードの一覧]ボタンで、
  解像度 と リフレッシュレート の各組み合わせ一覧から選択して設定を試す
  こともできます。
 ※変更時、設定画面は[OK]ではなく、まず「適用」ボタンをご利用ください。
  「適用」ボタンで設定すると、万が一誤って対応外の解像度を選択して、
  表示されなくなった場合でも[ESC]キーを押せば元の解像度に復帰できます。 


4. 正しく表示された事を確認し、[OK]ボタンをクリックします。 
  
5. Windowsを再起動します。

以上で設定操作は終了です。

5/14/2017

Paweł Mogiła ~ Clinically Dead - short clip from game


近年の最も素晴らしいゲームのひとつである『Clinically Dead』の一部を製作者Pawel Mogilaが公開している。LSD中毒者が見る世界、と聞いて思い浮かべるステレオタイプなサイケ映像と死が近い人間が見る走馬灯が重なりあった体験は悪夢のような時間。カルトADVとして『Clinically Dead』はいつまでも語り継がれるだろうし、そうしたくなる魅力がこの21秒でも掴むことが出来るはず。

Keith Ramer ~ AAliyah vs Stefan Betke


Jai Paulによる「Jasmine」のデモを初めて耳にしたときの感覚に近い。Stefan Betke(Pole)の「Stadt」にAaliyahの歌声が儚く響くことがここまでハマるとは思わなかった。

5/04/2017

'Kamechiyo' by woopheadclrms (Wasabi Tapes)

'Kamechiyo' by woopheadclrms (Wasabi Tapes)

Wasabi Tapesのnew shitは愛知県在住のトラックメイカーwoopheadclrmsによるフルレングス。toiret status、食品まつり、CVNらの活躍によって日本の現行のエクスペリメンタルを論ずるとき、そのキーワードはカットアップとコラージュであることは疑いようのない事実である。彼らはなぜ素材を過剰に刻むのか、彼らは何故異なる文脈を接続するのかを考えることは今後に今を伝えるために必須なのだ。その体系は近いうちにまとめるとして、woopheadclrmsは次なるtoiret statusとでも云うべきポップ・ミュージック起点の軟性・硬性
ビート〜アンビエント〜コラージュを展開している。「ONODA」のような躁テンションかつメタリックなまさにtoiret status節ビートもあるが、woopheadclrmsにはトクマルシューゴのようなトイポップも感じるし、オオルタイチの名前も引用したくなるレンジの広さがある。『Kamechiyo』のオープニングを飾る「Dig」はオリエンタル・ニューエイジを背景にジャンルレスかつランダムな複数の有機素材が折り重なり独特なこの世でないユートピアを作り上げている。ミュージック・ヴィデオのディレクターはwoopheadclrms本人によるもの。



20曲に及ぶ壮大なポップ・ビート・コレクションである力作『Kamechiyo』は彼にとって現時点でのマスターピースであることは間違いないだろう。おもちゃ箱をひっくり返すだけでは飽き足らず追い打ちの如くクラッシュし、ドロドロに溶かし、子供の残酷さをダイレクトに抽出したファンシー・バイオレンスとして悪夢のような時間は一度聴くとしばらくは距離を取りたくなる、が、この中毒性はダンボの「ピンク・エレファント」シーン的なサイケ感がありどうも危うい。このガン決まりな世界はどう考えても求心力が高いだろう。



shintaro matsuo ~ 2:54


5月、夜に外を半袖で歩くのも多少の肌寒さを感じながらも我慢できない訳ではない、そんな気持ちのいい季節になってきた。別れた人、出会った人のことを想い、静かな街の夜にモノレールの高架沿いを歩くときには車が走る音だとかは無音になるし、コンビニで買ったイヤホンから微かに響いてくるshintaro matsuoの世界に浸るとそれは永遠のようになって、どうも胸が締め付けられる。この季節がたまらなく好きだ。

SIM LETTER: Natalia Panzer





C Monster:

君たちは話すべき!




Kenji:

(╹◡╹)




Natalia:

暖かい午後ですね。






Kenji:

美しい。




Natalia:

:) あなたの家はどんな感じ?




Kenji:

団地です。





Natalia:

素敵。




Kenji:

あなたとLynnについて知りたい。




Natalia:

LynnはMichael Squeoが始めました。私とマイケルはお互いのことを知らなかったんだけど、ある日彼からインスタグラムでメッセージが来て、一緒にLynnをやろうと誘われました。私はそれに賛同しました。

私とマイケルは似通ったことをしたいと考えているのだと思う。それはひとつの意味に終始しない”レーベル”です。さまざまな種類のコンテンツをLynnでは公開していきたい。私とマイケルが興味を持っている音は共通点が多いけど、それ以外のところも発展させることが出来たら。これまでリリースしてきた音源はLynnが何であるかを意味するもので、特別なものです。とてもぼんやりしているけどね。

私はいままで一度も音楽を作ったことがありませんでしたが、「Natalie」は私の作品です。

私たちはもうすぐカセットをリリースします。(***ひみつ***)あとは、別の友人のymaのデジタル・リリースや衣類なども。

自分自身については何を言えばいいのか分からないけど。

私はニュージーランドのオークランド出身です。ニューヨークの大学に行きました。Hydroyogaと共に大学に通い、書くことについて学びました。その時は詩をよく書いていたんだけど、最近は少しかな。私とHydroyogaは大学卒業後、オレゴン州のポートランドに引っ越しました。そこではSean Tatolに出会いました。ショーンはポートランドでの私の親友のひとりで、本当にいい人なんです。そして、再びニューヨークに住みました。

HydroyogaとC Monsterは私にTiny Mix Tapesで記事を書くべきだと言ってきた人たちです。以前までは正直に音楽についてあまり知らなかったから、人生の変化の一種でした。Webサイトへの文章というのは私の人生の支えでもあります。

日本語について勉強したいから、常に英語で書く必要はありません。

私もあなたのことが知りたい。




Kenji:

丁寧な文章を書いてくれてありがとう。

それでは、簡単な日本語で自己紹介をします。

---

私は山口県で生まれ育ちました。

山口県は非常に田舎です。

日本は少子高齢化が進行しています。

山口県は特に少子高齢化が顕著です。

私の地元は若者が少ないです。

レコード屋やライブハウス、クラブなどが存在しません。

だから私はインターネットを愛しています。

インターネットは私に世界中の音楽を教えてくれました。

私はインターネットを肯定したい。

それは”インターネット風”(internet-ish)な音楽やアートという意味ではなく、暮らしのインフラとしてです。

それは私の世界を広げてくれたから。

私はOPN、James Ferraro、Carl Stone、John Oswald、Fernando Pessoaなどに影響を受けています。

私はサンプリングで音楽を作ります。

サンプリングはあらゆる世界を接続する、哲学的で美しい行為だと思います。

彼らは私にとってサンプリングの楽しさを教えてくれたヒーローです。

そして、Fernando Pessoaは自我について考える機会を与えてくれました。

普段の私と音楽を作る私は分断しています。

それが愚かではないことをFernando Pessoaは教えてくれました。




Natalia:

私のために易しい文章を書いてくれてありがとう。

あなたが言ったことのすべてを理解できたと思います。

私も易しい文章を書こうと思う。

どのように英語を学びましたか。

まだ山口県に住んでいますか。

私は現代音楽をインターネットから学びました。そして、それを本当に大切にしています。

最近、サウンドクラウドで見つけた大阪のミュージシャンをたくさん聴いています。

これもたくさん聴いて:

Miharu Koshi and Haruomi Hosono - Swing Slow (1996) FULL ALBUM

それと、Anna Dominoとか:

Anna Domino Everyday I don't

最近出来た素敵な友人たちはすべてインターネットを介して知り合いました。

私に書くことについて沢山のことを教えてくれた詩人は、Paul Celan、Jena Osman、Michael Gizzi、Susan Howe、Gertrude Stein、そして私の友人であるLA WarmanとHydroyogaです。

2013年に書いた小さな詩集を一部まだ持っています。あなたの住所を教えてくれたら、それを送りたいと思う。

最近は書籍を作るだけではなく、デジタルでも私の作品を出版しています。

子供のために書いた詩も読んでいます。

Poetry for Children

xo




Kenji:

親切で美しい言葉をありがとう。:)

英語はGoogle翻訳です。とても苦手なので。

山口には今は住んでいません。福岡県で建築の仕事をしています。全国企業なので配属次第では東京に行く可能性はありますが、2~3年はここで暮らす予定です。ぜひ行きたいですね。

コシミハルと細野晴臣は私も大好きです。彼らをサンプリングした曲も作っています。

$ega & the rainbow streets ~ 鎌倉日帰り旅行 (Kamakura Day Trip) 

詩集を送ってくれるの?ありがとう!:)
私の住所はこちらです。

(***ひみつ***)

Poetry for Childrenについて:これをSIMに載せようと思います。








Nataliaとの手紙はゆるく続いている。